以前、レーダー探知機AR-252GAの紹介記事で書いたとおり、待受画面はこれにしていました↓
昭和生まれのアナログ人間な私としては、時計はやっぱりアナログじゃないと―――。しかもこれ「GPS時計」なんで正確無比。こりゃいいや、って感じでしばらくこの画面で使っていたのですが、せっかくOBDからの車両情報がいろいろ表示できるのに、時計と速度と方位だけっていうのももったいないなぁ‥‥‥と思うようになったので、表示を変更することにしました。
このAR-252GAっていうレーダー探知機は、OBDから取得したデータを元に、180種類以上もの項目から選んで待受画面に表示することができるんです↓
もう選択肢がありすぎて、どれを表示しようか迷いまくりなのですが、とりあえずこの表示にしてみました↓
左側に「エンジン回転数」「方位」「運転時間」、右側に「アクセル開度」「HV BA充電率」「エンジン水温」を表示させてみました。
このうち、右側の「アクセル開度」と「HV BA充電率」は【THV】のマークがある通り、トヨタハイブリッド専用情報なんですねぇ。
で、この「アクセル開度」なんですけど、これとは別に「スロットル開度」っていう項目もあるのです。
どう違うのかというと、「アクセル開度」はアクセルペダルの開度、「スロットル開度」はインジェクションのスロットル開度で、トヨタハイブリッドの場合この二つは一致しないんです。
ここで、先代アル様の時の話をしましょう。
先代アル様の時のレーダー探知機はOBD接続ではなかったので、それとは別にOBDからデータを取って表示するこんなメーターを付けていました↓
この右上に写っているのが「タッチブレイン OBDモニター」ってやつです。
これも一応トヨタハイブリッド対応ってことだったんですけど、先代アル様が第一世代のトヨタハイブリッドシステムだったので、結局ハイブリッド専用の情報は表示されなかったんです。
で、上の画像でもわかるように「スロットル開度」も表示させてたんだけど、モーターのみで走行してる時にアクセルペダルを踏み込んで行っても、スロットル開度は「0%」のままで、さらにアクセルを踏み込んでエンジンが回り出すと、いきなり「30%」とか表示されます。
私が知りたかった情報は「今アクセルペダルがどのくらい踏み込まれているか」という情報だったのに「スロットル開度」だとハイブリッドシステムのECUでコントロールされているスロットル開度が表示されてしまう――― これだと何の役にも立たなかったんですけどね。
つまり、トヨタのハイブリッドで燃費を向上させるためにモーターだけでの走行を多くするためには、エンジンが回ってしまわないよう微妙なアクセルペダルの操作が必要になるので、この「アクセル開度」を知ることはとても重要なんですねぇ。
そして「HV BA充電率」、これはハイブリッドのバッテリー充電率を意味しますが、これもトヨタのハイブリッド車で燃費を稼ぐためには重要な情報になります。
前述したようにモーターだけでの走行を多くすれば燃費は向上するのですが、これをやり過ぎてHVバッテリーの充電率が下がり過ぎてしまうと、停止時でも充電のためにエンジンが回り続けてしまう「充電地獄」に陥ってしまい、かえって燃費が悪くなってしまうことがあるのです。
そういう訳で、アクセル開度とバッテリー充電率に注意しながら運転することが、トヨタのHV車の燃費を向上させるコツなのでありました。
↑最新モデルAR-383GAは画面がさらに大きくなっているので、6連表示にしても文字が見やすくなってそう‥‥‥ こっちに買い替えようかな!?!?
あ、それから、アナログ時計の表示がなくなるのも困るので、こんなものを取り付けました↓
何年も前に買ったけど飽きてしまって放置していたG-SHOCKに、旋盤で削り出したアルミカバーを被せて貼り付けました。
いちおう「ソーラー電波時計」なので配線不要で正確。廃物利用できて良かったぁ(^^)v。