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続・歴代トランスポーター【9代目/ヴェルファイアハイブリッド】

トライアルワークス小坂の歴代トランスポーター9代目/ヴェルファイアハイブリッド 【ヴェル様】 のブログ

JBLプレミアムサウンドシステムで聴く「今井美樹/PRIDE」

もう完全にカーオーディオの枠からはみ出し、個人的な音楽的嗜好を晒す場になった感のある「JBLプレミアムサウンドシステムで聴く」シリーズでありますが、今回まな板にのせるCDはコレだ↓



1997年にリリースされた今井美樹のアルバム「PRIDE」。

今井美樹は、初期の頃は「お気に入りアーティスト」の一人としてよく聴いていたのだが、布袋寅泰がプロデュースするようになってから「こんな今井美樹はイヤだぁぁぁぁぁ!!」って感じで好きじゃなくなってしまった、という曰く付きの歌い手である。

特に最初のベストアルバム「Ivory」は、明るく伸びやかなヴォーカルと音創りの良さで聴かせる秀逸なアルバムで、私としてもかなり聴き込んだCDのひとつだったので、ここで今井美樹を取り上げるにあたっては、まず「Ivory」を先に――― と思ったりもしたのだけど、この「PRIDE」には個人的に「特別な想い出」があるので、まずはこちらから取り上げることにした。


前述のとおり布袋がプロデュースするようになってからの今井美樹は、それまでの明るく爽やかなイメージが消えてしまい、その後布袋との「略奪愛」を成就させたこともあって、イメージがた落ち。私としても「もう聴く気がしない」といった状態にまで成り下がっていた。

そんな状態が続いていたある日、FMから流れてきた今井美樹の「DRIVEに連れてって」が私の心に刺さったのだ。

とにかく明るくて爽やかな印象の曲――― そう、まさに昔の今井美樹サウンドの王道、といった感じで、私のストライクゾーンのど真ん中に突き刺さってしまった。
翌日、私は近くのCDレンタルショップへ行き、「DRIVEに連れてって」が収録されているアルバム「PRIDE」を借りてDATにダビングし、当時の愛車・6代目トランポ・ハイエースのオーディオで聴きまくったのであった。


‥‥‥いや~、時代を感じさせるエピソードですねぇ。当時は「CDレンタルショップ」がそこら中にあって、FMで聴いて「いいな」と思ったCDをすぐ借りに行ってたものですが、今ではそのほとんどが閉店してしまってるし、FMを聴いてて「いい曲だな」と心に刺さる音楽も、ほとんどなくなってしまいました‥‥‥。


それから20年近く時が流れ、私の愛車も8代目アルファードハイブリッドとなり、そのカーオーディオのソースも当時のDATからCD(先代アル様ではCDからナビのHDDに録音される仕様)に替わり、この「PRIDE」を聴くこともなくなっていた。

そして数年前のある日のことだった。思いもよらないシチュエーションでこの「PRIDE」を聴かされ、その中の一曲に心を鷲掴みにされてしまうのである。




その日、いつものようにツインリンクもてぎで数日間の仕事を終えた私は、その帰り道、国道沿いにある大きな中華料理屋に一人で立ち寄った。
この店はなかなか本格的な味の料理を出してくれるので、ツインリンクもてぎの帰りによく一人で立ち寄っていたのだが、その日の客は私一人しかいなかった。

薄暗い店内にはBOSEの高そうなスピーカーが置かれていて、いつもは有線放送と思われる音楽を流しているのだが、その日は客がいなかったこともあってか、おそらく店主が自分の好きなCDをかけている――― そんな感じだった。
そして、その時かけられていたCDがこの「PRIDE」だったのだ。

「今井美樹か―――」そう思ってはいたが、最初はただのBGMという感じでしか私の耳に入ってきていなかった。
だが、店員さんにオーダーをし終わって一息ついたその時、店内の空気が一変した。

そのBOSEのスピーカーから「ダダダダダッ!!ダダダダダ―――」という5連打×2の強烈なイントロが弾け出し、その後にまったりとしたけだるい雰囲気のメロディーが流れ始める。

「な、何だこの曲は‥‥‥!?」

以前よく聴いた「PRIDE」の中の一曲であることは判ったが、特に意識したことはない曲だったのでタイトルすら覚えてなかったこの曲が、この時私の心に深く突き刺さってきたのだ。

薄暗い中華料理屋の店内で私は一人佇み、BOSEから流れる上質のサウンドに身を委ね、今井美樹の世界に引き込まれてゆく――― この時のあの何とも言えない不思議な空間‥‥‥そう、まるで別世界にワープしたかのような感覚は今でも忘れられない。




いや~、またしても前置きが長くなってしまいましたね(^^;。
結局のところ、あの中華料理屋での不思議な体験を誰かに聞いてもらいたかったんでしょうね私は‥‥‥。

まぁそんなことがあって、翌日私はamazonで今井美樹のPRIDEの中古(プライスは1円なり!)をポチったという次第です。
そして、あの中華料理屋で心に突き刺さってきたのは10曲目の「アラビアン・ナイト」という曲だったということを再確認したのでした。

もう前置きが長すぎて、ここまでちゃんと読んでくれている人は誰もいないような気もしますが、この「PRIDE」をヴェル様のJBLプレミアムサウンドシステムで聴いてみることにしましょう。(長くなりすぎるので数曲に絞って紹介します)

2曲目「LAST JUNCTION」
もうイントロからドラムとベースが最高!!
クレジットを見ると全曲ドラムはアンディ・ニューマーク、ベースはクマ・原田となっているが、ググってみると二人ともやはり一流のスタジオミュージシャン。そうだろうなぁ、と納得できるプレイを聴かせてくれている。
布袋のギターは言うことなしだが、あまり出しゃばり過ぎていないのがまたいい。今井美樹のヴォーカルも淡々としていて、彼女の新境地といった雰囲気だ。

3曲目「DRIVEに連れてって」
前述したとおり私のストライクゾーンのど真ん中にハマった、今井美樹サウンドの王道を行く佳曲。
ドロドロとした略奪愛騒動?も一段落して?まるで吹っ切れたかのような爽やかな曲だが、ここでもアンディとクマがいい仕事をしている。やはり音楽はリズム隊がしっかりしていることが大事だね。
そして、このアルバムはロンドンレコーディングなのだが、まるでアメリカのウエストコーストをドライヴしているような、カラッとした爽やかな風を感じさせるサウンドに仕上がっている(―――と、アメリカに一度も行ったことのないオッサンが申しております(笑))。

10曲目「アラビアン・ナイト」
あの国道沿いの中華料理屋で、私を別世界に連れて行ってしまった問題の(?)曲。
とにかくイントロのインパクトは絶大。これはサビの部分でも出てくるテーマなのだが、このようなアレンジの曲は他にあまりないような気がする。
全体にゆったりとしたリズムで、それに乗せるヴォーカルも感情を抑え気味にしているところが良いし、布袋の泣きのギターとの掛け合いもグッドだ。
布袋がプロデュースを始めた最初の頃は、今井美樹の良さをまったく引き出せていないような曲が多いと感じられたが、ここへきて彼もようやく「今井美樹の調理方法」が分かってきた、という感じだろうか。

12曲目「PRIDE」
このアルバムのタイトル曲で、恐らく一番ヒットした曲だと思うが、残念ながら私のストライクゾーンからは外角高めに大きく外れた「くそボール(笑)」。
今井美樹は「歌い上げ」に入ると感情が入りすぎて、聴いてる私としては醒めてしまうケースがよくあるが、この曲もまさにそのパターン。
まぁこの曲はカラオケで女性に人気があるんでしょうね???


アルバム全体の音創りとしては、音の分離や定位感、音場の拡がりなども及第点以上で、今井美樹のヴォーカルも自然な感じで、飛び抜けていい音というほどではないが高音質と言えるだろう。
ただ、ボリュームを上げていくと低域がややブーミーになる傾向があるのが気になったが、ローエンドが出ないシステムで聴くと、この方が低域が出ている感じがしていいのかもしれない。

音楽的には、ドラムとベースの演奏だけでも十分聴き応えがあると思うし、文字通り「DRIVEのお供に」おすすめの一枚です。


「略奪愛」だのなんだのって散々叩かれてたけど、このCDに詰め込まれているのは紛れもなく「一流の音楽」だ。



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