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続・歴代トランスポーター【9代目/ヴェルファイアハイブリッド】

トライアルワークス小坂の歴代トランスポーター9代目/ヴェルファイアハイブリッド 【ヴェル様】 のブログ

タイヤを【エナセーブRV505】に交換して静粛性がアップ

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タイヤを【エナセーブRV505】に交換して静粛性がアップ

今年3月に2度目の車検を済ませたヴェル様ですが、その際「そろそろタイヤを交換した方が良いですね」と言われたので、もう5年以上使い込んでいる新車時装着のタイヤをよ~く見てみると‥‥‥


うわぁぁぁ!ヒビだらけ!!

それもミゾ部分だけでなくトレッド面まで――― これは酷い!!


そもそもこの「YOKOHAMA BluEarth E51」という新車に付いてくるタイヤに関しては、私は全く良い印象を持っていなかった。

まずそのロードノイズの大きさには閉口していて、タイヤハウス内側に防音加工をしようかと真剣に検討したこともあったほど。
さらには乗り心地もゴツゴツ感が強く、そのくせハンドル操作に対する応答は悪く、中速~高速のコーナリングでは思うように曲がってくれないという、まったく良いところがないタイヤという印象。冬用に購入した「DUNLOP WINTER MAXX 01」の方がスタッドレスタイヤなのによっぽど良い走行フィーリングだと思えるほどで、今回この酷いヒビ割れを見て今すぐに交換したい気分になった。

というわけでタイヤ交換の検討に入ったわけですが、まずは近くにあるオートバックスやイエローハット、あるいはタイヤ専門店に交換を依頼しようかと思ったのだけど、ここは多少高くてもいつもお世話になってるディーラーに「お布施」の意味も込めてお願いしようということになり、9月の6ヵ月点検前に相談したところ「10月にタイヤのセールをやるのでそれまで待った方がいいですよ」とのありがたいアドバイス。
新たに履くタイヤの銘柄はいろいろ検討した結果「DUNLOP エナセーブRV505」にしようと決めていたので、10月に入ってすぐに交換してもらった。



この「ENASAVE RV505」はミニバン用エコタイヤということで、転がり抵抗性能が AAグレードとなっている他、耐ふらつき性能や静粛性なども従来品より向上しているらしい。



この中で「耐ふらつき性能」というのはヴェル様になってふらつきを感じたことがないのでどうでもいい感じだけど、静粛性と乗り心地は重要。あとは低燃費につながる転がり抵抗性能の向上にも期待したいところだ。

というわけで、この「ENASAVE RV505」を履いたヴェル様で一般道、山道、高速道を実際に走行した印象を書いてみようと思います。

まず、一般道を走り出してすぐに、前のタイヤに比べて明らかにロードノイズが低減しているのを感じることができた。
前のタイヤの時は走っていて一番気になる音がタイヤのロードノイズだったのだが、RV505にしてヴェル様の車内は格段に静かになった。
路面の継ぎ目などでのゴツゴツ感も若干柔らかくなった印象だ。

次に、山道でのコーナリング性能は何度も走っているいろは坂の上り下りで試したかったのだけど、ちょうど日光の紅葉時期で大渋滞となっているようだったので、同じ栃木県でもあまり知られていない「穴場スポット」である前日光エリアの横根高原へ行った際、その手前のつづら折れをを含む山岳路でそのフィーリングを確かめた。


↑前日光ハイランドロッジ駐車場にて。後ろは日光男体山。
ここに来るまでの道は登り坂の急コーナーが続く狭い舗装路。前のタイヤのコーナリング性能には辟易としていたのでそれより悪いことはないだろうとは思っていたが、このRV505は思った以上に安定したコーナリング性能を見せてくれた。

コーナー入り口でハンドルを切った際、以前はタイヤが撓んでからワンテンポ置いてクルマの向きが変わる感じだったのが、RV505ではクイックにクルマが向きを変え始める印象。このあたりはメーカーの謳う「ふんばり性能アップ」の効果なのかもしれない。
そして特に印象に残ったのが、一旦旋回を始めると自然とその回転半径を維持しようとするような感覚。以前のようにコーナリング中常にハンドルが戻されるような感じが無く、楽に曲がって行く印象なのだ。
う~む、これはよくわからないが、タイヤが向いている方向に進もうとする力が強い、という事なのかもしれない。

この日はこの上り下りを含む一般道のみ238km走行し、燃費計算値は16.8km/lという割と良い数値が出たが、このデータだけで「さすが低燃費タイヤ」と言うことはできないと思う。



実際に走行していて、アクセルを戻した時などタイヤが抵抗なくスムーズに転がっているという好印象を感じることは多かったが、それは「転がり抵抗が少ないタイヤ」という予備知識が頭に入っていることからくる「気のせい」のレベルを超えるものではなかったと思う。

そしてこの1週間後、用事があって常磐道を約280km走行することになったが、燃費計算値は13.7km/lと出た。



この燃費の値は高速道走行というシチュエーションにおけるヴェル様としては良い方なのだが、これもまたタイヤのせい、とは言い切れないものであると思う。

いずれにしてもRV505に替えたことによってどの程度燃費が良くなるのかは、もっと長い時間走った上での平均値を比べないと見えてこないもの。まあ私としては1~2%程度良くなれば上々かなと思っている。

そして、RV505に替えて明らかに良くなった点は「静かさ」。
特に新しいアスファルト路面ではロードノイズが激減していて、100km/hで走っていてもヴェル様の車内は静粛そのもので、普通の声で会話できるし音楽もボリュームを上げなくても細かい音まで聴き取ることができる。この「静粛性」はRV505に替えたことによって得られる一番の恩恵かも知れない。

ただ、RV505で高速道を走っていてちょっと気になることがあった。
これは1週間前に流れの早い直線の一般道を走っている時にも感じたことだが、進路をわずかに修正する時に、ハンドルにある程度力を入れてやらないと進路が変わらないのだ。

どういう事かと言うと、直線を高速で走っている時に車線の中央からクルマがずれた時、今までだったら無意識にハンドルをわずかに切って修正しているのだけど、RV505ではその進路修正のためにハンドルをわずかに切る際、割と大きな力でハンドルを切って、ようやく進路が変わる感じなのだ。
なので、クルマの動きとしてはわずかなジグザク走行を繰り返す状態になってしまうのである。

RV505に交換する前はこのような事はなかったので、クルマのアライメントに問題があるわけではないはずだ。空気圧も私の好みで規定値よりやや高めの同じ値にセットしている。

RV505に替えて現れたこの現象は‥‥‥よくわからないけど「タイヤ自身の直進性」が強い、という事なのだろうか。
前に書いた「コーナリングの際に旋回半径を維持しやすい」というのも、この特性によるものなのかも知れない。

というわけで、一点だけ独特のクセを感じることになった新しいタイヤ・RV505ですが、素晴らしい静粛性を筆頭とするその性能の高さは十分満足できるものでありました。

―――こんな事ならもっと早くこれに交換しておけばよかった‥‥‥



RV505は同サイズでもサイドの膨らみが大きい形状で「ツライチ」よりちょっとはみ出し気味かも‥‥‥!?!?

【2022年8月追記】

このインプレッションは新品に交換後すぐに書いたもので、まだタイヤが慣らし(?)を終えていない状態だったため、本来の性能を発揮できていなかったようです。
この後スタッドレスに履き替え、再度このタイヤを履いて長距離を走った時にここで書いた直進性の癖は全く感じられなくなっていました↓

https://vellfiretranpo.blog.shinobi.jp/Entry/165/



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