えっ?タイトルの(その2)って‥‥‥(その1)はどこ!?!?
―――そんな声が聞こえてきそうですが、そうなんです。今回は新たな試みとしてもう一つのブログとのコラボ企画(?)なのです。
(その1)はこちら→
https://twkgallery.exblog.jp/28177775/(この続きはクルマでのドライブネタになるので、こちらのブログの方がふさわしいということで異例のバトンタッチとなりました)
(その1)に書いたように7月19日に「
彩甲斐街道 出会いの丘」にある「あらかわ1墜落事故殉職者慰霊碑」へ行くことを決めた私でしたが、この今回の旅の目的地は、実を言うと前日になって急遽変更されたものだったのです。
本当は、ずっと行けずにいる私にとっての最高のパワースポット・奥日光へ久し振りに行くつもりでした。
ところが、この数日前からコロナ感染者が再び爆発的に増え始め、都知事や埼玉県知事が「都県境を越えての移動の自粛」を訴えていたし、私としてもまだ感染者の少ない栃木県へ感染者の多い埼玉県ナンバーで出かけることへの罪悪感を感じる状況だったので、急遽埼玉県内で完結する旅に変更することになったという次第です。
で、急遽ルートの検討に入ったわけですが、まず第一の条件として「高速は一切使わない」ということを決めました。
これは「お金の節約」という意味ももちろんありますが、それだけではなく「わが地元・埼玉県再発見」という意味もあります。
というわけで、同じ埼玉県でありながらほとんど行ったことがない北部の街を廻り、群馬県境ギリギリの所から秩父市内へ入り、目的地の「彩甲斐街道 出会いの丘」へ行った後は県南部を通って自宅へ戻るルートを設定。
行きのルートはGooglemapを見ながらだいたいのルートを決定しましたが、帰路はナビ任せという感じでいざ出発。
今回のGPS軌跡書き出しはGooglemapのタイムラインを使ってみました。
今まではレーダー探知機やT-Connectアプリのドライブログ機能を使ってましたが、スマホのGPSをオンにしてGooglemapのタイムラインを有効にしておけば、何月何日の何時何分に何処何処へ立ち寄った、という行動記録がぜ~んぶ保存されていて、これを見ると自分はGoogle先生に常時監視されているんだなぁ―――と恐ろしくなってきてしまいます(@_@;)。
これはもう、やましい事をしているダンナとかは奥さんに見られたら完全にアウトですな。
(まぁ私の場合やましい事は一切していないので関係ありませんが‥‥‥(^^;))
で、そのGooglemapのタイムラインを見ると、7月19日6:44に自宅を出た私は、1分後にセブンイレブン三郷彦成橋店に到着し、19分後の7:04にここを出ているのですが‥‥‥コンビニの買い物で19分もかかるって長くね!?‥‥‥さては、エ○本でも立ち読みしてたんじゃねぇの!?!?(←ないない)
冗談はさておき、自宅を出た後のルートはよく使う裏道から「笑顔で収穫らくらく農道」というふざけたネーミング(笑)の広域農道を北上し「道の駅 アグリパークゆめすぎと」という凝り過ぎた名前の道の駅で早めの休憩タイム。
ここで何かいい農産物があったら買おうと思ったのだけど、時間が早すぎてまだ開店していませんでした(ーー;)。
その後再び「笑顔で収穫らくチン農道(←ちょっと違う)」を終点まで走って旧4号を右折、そのまま北上し利根川を渡る手前で125号を左折、そのまま熊谷方面へ向かうという前日にGooglemapで予習(?)したルートを順調に進んでいたのだが、加須市に入ったところで、ある「昔の記憶」がよみがえってきて、急遽予定になかった寄り道をすることとなった。
前日にルートを確認している時には気付かなかったのだが、加須市といえば2007年の8月に防災訓練に参加した際に、JA31TM「あらかわ1」を間近でたっぷりと観た思い出の地。
平成19年度 埼玉県・加須市合同総合防災訓練 参加レポート↑13年も前に書いた記事なので今読むと恥ずかしいのですが、JA31TMとの思い出が詰まっていて胸が痛みます。
今回の「あらかわ1」追悼の旅の経由地として実にふさわしい場所―――だけど、前日のルート検討の際にはまったく思い出さなかったのに、まるで何かに導かれるように加須市を通るルートを選んでいたのである。
私はコンビニの駐車場にヴェル様を停め、ナビの目的地に「パストラルかぞ」を追加した。
そこから数分でヴェル様はその「パストラルかぞ」に到着。
そうそう、このピラミッドのような建物――― 思い出した。
駐車場にヴェル様を停めて周囲を歩いてみる。
そうそう、このグラウンド――― 13年前、臨時の場外ヘリポートだったあの時のままだ。
ダウンウォッシュを浴びながらJA31TMを撮り続けたあの日の記憶が蘇える。
もうこの勇姿は二度と見ることができないと思うと、また寂しさが込み上げて来た‥‥‥。
あらかわ1追悼の旅にふさわしい「寄り道」を終えた私とヴェル様は、本日の目的地
「あらかわ1墜落事故殉職者慰霊碑」を目指して再び走り続ける。
加須市から羽生市を抜け、行田市に入るとすぐに「古代蓮の里」の看板が目に入ってきた。
以前から一度は観ておきたいと思っていた古代蓮。このチャンスを逃がす手はないということでこれまた急遽立ち寄ることにした。
何千年もの時を越えて現代に甦った古代蓮。その凄まじい生命力を少しでも分けてもらいたいものである。
古来から極楽浄土に咲く花と言われる蓮の花。これもまた今回の追悼の旅にふさわしい寄り道になったのではないかと思う。
この後国道17号に入り、群馬県境の橋を渡る手前で左折し神流川沿いをしばらく走った後、ちょっとした峠を越えて長瀞町に出て国道140号に入る。
後は140号をひたすら走れば山梨との県境・雁坂トンネルの直前にある今日の目的地「彩甲斐街道 出会いの丘」に到着だ。
出会いの丘駐車場の左奥に「あらかわ1墜落事故殉職者慰霊碑」はあった。
この慰霊碑のまっすぐ先の尾根の向こうに、あらかわ1が墜落した現場があるという。
私は慰霊碑の前に立ち、JA31TMと5名の搭乗員の方々の冥福を祈った。
Googlemapのタイムラインによると、この日私とヴェル様は13:14にここに到着し、14:29にここを出発しています。
この1時間15分の間の私の行動や心の動き、そして10年前この場所周辺で起きた不可解な出来事の数々などについては、そのうち再びあちらのブログで書かせていただくことにします。
※(その3)アップしました↓
https://twkgallery.exblog.jp/28201846/さて、こちらのブログ的には本日最大の目的を果たして帰路につくわけですが、出会いの丘を出て23分後に滝沢ダムへ立ち寄ります。
ここでは国道140号がループ橋になっているんですねぇ。
エレベーター(無料)でダムの下へ降りてみました。
高低差約130mのダム堤体を見上げる。この反対側には‥‥‥
ループ橋の手前に綺麗な虹が架かっていました。
この美しい光景を見て、あらかわ1とその搭乗者5名の方たちも極楽浄土へ行けたのかな、と少しだけ気分が晴れました。
この後、秩父市で右折して日高市→入間市と南下して行ったのですが、あちこちで渋滞していてナビの渋滞回避ルート案内に従いながら川越市→さいたま市→越谷市と進んで、19:58に無事自宅へ帰り着きました。
↑本日の走行距離は316km――― 埼玉県から出ていないのに奥日光を往復するより多い距離を走ってしまいました。
↑本日の走行軌跡。秩父から先は山岳地帯で道が少ないからピストン運動(←違)になっちゃうけど、帰路でもっと南寄りを走れば「埼玉県一周」らしくなったのに‥‥‥都県境は渋滞だらけだったから仕方ないね(ーー;)。
(あれから10年~「あらかわ1」追悼の旅その3)はこちら
→https://twkgallery.exblog.jp/28201846/