3月に入ってCOVID-19の感染が拡大し、かつてない危機的な状況となっております。

私としても、政府の要請に従って外出を控え続け、気がつけば殆んどどこにも出かけないうちに3月が終わろうとしています。

本来なら3月は別れの季節。大きい方の孫も早いもので今年小学校を卒業したのですが、卒業式は親一人のみの出席で簡単に済ませたようでした。

そして、この私も3月はじめに開催した大会を最後に、ツインリンクもてぎでの仕事を卒業させていただきました。

気がつけば裏方の仕事ばかりやる羽目になってしまっていたこの約20年の間、自分の商売も犠牲にしてまさに身を粉にして現場で汗を流し続けた結果、もう身体はボロボロになってしまったというのに、名もない「一作業員」は使い捨てにされる運命。
これが、選手として名を残した人間だったら周りから高く評価されるはずなのですが、そうではない星の元に生まれてしまった運命を恨むしかありません。

でも私は、自分がやってきた事に誇りと自信を持っています。

もうツインリンクもてぎの山に入って汗を流すことはないでしょうが、悔いは全くありません。
大会を終えてツインリンクもてぎを去る時も、これが最後だという感傷的な気持ちは全く湧いてきませんでした。


これからは、自分のやりたいことだけをやって、残りの人生を満喫したいと思っています。