そろそろヴェル様に乗り始めてから2年半ということで、いつものディーラーに6ヵ月点検をお願いした。
で、入庫時に「何か不具合等ありますか?」と聞かれて「いえ、特に」と答えた後でひとつ思い出したので「あ、そういえばワイパーを作動させるとビビることがあるんだけど‥‥‥」と言ってみた。
いや、ワイパーを動かすと怖くてビビる‥‥‥そういう意味じゃなくって、ワイパーの動きがガクガクッとビビるってことなんですけどね(笑)。
すると担当の方が「ああ、これ対策品が出てるので無償で交換しておきますよ」って。
「え?タダで!?」と聞くと「新車から3年間は保証が効きますから」だって。
どうやら30系アルヴェルのワイパーはビビリが出るってことで対策部品が出ていて、それがこのディーラーにも在庫があった、ってことなんですねぇ。
そう言われてみれば標準装着のワイパーって、骨組み(?)のない樹脂だけのフニャフニャしたものが付いていたんですよね。
上の写真じゃ判りにくいので、ワイパーだけの画像を探してきました。
↑こんな剛性のない感じで運転席側は700mmもブレード長があるもんだから、そりゃあビビリもするわな、って感じだ。
で、点検が終わって、対策品に交換済みのワイパーがこちら↓
う~ん、判りにくいか‥‥‥
これでも判りにくいか‥‥‥ まあいいや。とにかく対策品はガッチリとした骨組み(フレーム)にブレードを差し込む従来からあるタイプ。ウィンドウォッシャーを出して作動させてみたけど、交換前とは明らかに違う安定した動きでウィンドシールドをきれいに拭き取ってくれました(^_-)-☆
で、ワイパー無償交換の話が出た後に、もう一つちょっと気になっている部分があるので、もしかしてこれも保証期間内で交換してもらえないか、図々しくも聞いてみたのがコレ↓
アップにし過ぎてどの部分だかわからないですよね!?!?
そう、この赤い線で囲った部分のゴムが浮いてきてしまっていたんですねぇ。
「トヨタの最上級ミニバン」と謳ってるクルマが、2年半でこれじゃあね――― そう感じていたので聞いてみたのだけど、サービス担当の人曰く「ああ、これね。これも無償交換できますよ」「ただ、在庫がないので取り寄せて、後日交換になります」とのこと。やっぱり言ってみるもんですねぇ。
結局ディーラーにとってこういう「保証対象の交換」って、メーカーに工賃も請求できるし、じつに美味しい案件なんでしょうね。皆さんも遠慮なく保証がきかないか聞いてみることをお奨めします(くれぐれも『クレーマー扱い』されないよう注意しましょう)。
で、交換完了後の画像はこちら↓
↑天気が悪い時の撮ったので交換前の方がきれいに見えちゃったりもするけど(苦笑;;)じつは問題のゴムの上の大きなメッキパーツも一緒に交換なので、飛び石で細かいキズがあちこち付いていたメッキ部分も新品になって、2年半経ってだいぶ劣化が目立ってきていたヴェル様のお顔も少し若返った感じかな。
―――60年以上経って劣化が目立つ私のお顔も、ヴェル様みたいに部品交換できるといいのになぁ‥‥‥(^^ゞ