しばらく「クルマいじり」をしていなかったのだけど、久し振りにこんなのを取り付けてみた↓
クルマを運転してて、合流地点で入れてもらったりした時の「お礼のしるし」としてハザードランプを数回点滅させる、いわゆる「サンキューハザード」って、マナーとしてもうすっかり定着してると思うんだけど、これってハザードスイッチに手を伸ばして操作するのがけっこう面倒だったりしませんか!?
ヴェル様の場合、ナビの右下にあるハザードスイッチは比較的操作しやすいのだけど、それでもハンドルから左手を離して若干上体を起こしてやらないと操作できないし、その体勢のままハザードが2~3回点滅するのを待ってもう一度スイッチを押す必要がある。
で、この「ワイヤレスサンキューハザードシステム」は、ハンドル等にも貼り付け可能なワイヤレスのプッシュスイッチを1回押すだけで、設定した回数だけハザードが点滅するという優れモノ。
まぁ、たったそれだけのためにこの金額を払ってそれを取り付けるってぇのは、費用対効果的にどーなんだよ???ってことなんだけど、元々クルマいじりが大好きなこの私がしばらく何もいじってなかったので、思わずポチってしまったというワケ。
ところが、いざ取り付けようとすると、ダッシュボード周りをごっそり取り外し、ナビ本体を引き出してハザードスイッチのカプラーの配線からエレクトロタップで一本配線を引き出し、さらにアクセルペダル右側にある配線ボックスからも線を引き出してやらなければならないという大仕事。こりゃあますます費用対効果に疑問が出てきたが、買ってしまった以上は頑張って取り付けるしかない。
というわけで、メーカーがアップしている取り付け手順の動画を見ながらいざ作業開始!!
しかし、いざ作業を開始すると、この動画のグレードとはダッシュボードの形状やナビの種類が異なるために、動画の通りにはいかない事態の連続。
本当なら分解していく過程を画像に納めてここにアップするべきなのだけど、当初はこれを取り付けたことはナイショにしておくつもりだったので撮ってないんだよね(だって、またこんな無駄なモノ付けて‥‥‥ってバカにされるから(笑))。
で、手探り状態で作業を進めていき、なんとか取り付けることができた。
↑プッシュスイッチはこの位置に貼り付け。ここだとハンドルから手を動かさずに操作可能。
↑アクセルペダル横のカバーを外した状態。GARAXのロゴ入りの黒いボックスがメインユニット。
この中にあるスイッチの位置で、点滅回数を1回~4回の好きな回数に設定できる。
ちなみに初期状態は3回に設定されてるけど、私は2回に設定しました(3回点滅だとちょっとくどい感じがするので)。
メインユニットに繋がる4本の配線をメーカーの動画を参考に接続し、最後にアース線をボルト締めして取り付け完了。さっそく作動確認でプッシュスイッチをポチッと押してみるが―――
あれぇ???ウンともスンとも言わないではないか‥‥‥。
う~~~む、これはひょっとするとエレクトロタップの接触不良かもしれない、ってことで、全てのエレクトロタップをもう一度開いて接続を確認し、再度作動確認してみたがやはりウンともスンとも言わない。
となると、グレードの違いで動画のカプラーとは配線が違う部分があるので、接続するべき線が違うという可能性も考えられたが、ここで勝手に推測して別の線に繋いだりすると、重大なトラブルにつながる可能性があるのでやめておいた方が良さそうだ。
もしかしたら製品自体の初期不良かもしれないけど、もう夜遅くなってしまっていたので今日のところはこのまま封印して、また後日原因究明しよう―――そう思い、アクセルペダル横のカバーを取り付けようとして「ん?これはもしかして‥‥‥!?!?」と気になったことがあった。
↑アース線の締め付け位置だけど、メーカー動画では2個並んだ左側のボルトに締め付けていたので自分もその通りにしてたんだけど、よく見ると左のボルトはボディーアースしてない気がしたので、上の画像のように右側のボルトで締めるようにしてみたところ、バッチリ作動するようになってくれました(^_-)-☆
‥‥‥なんだよ、メーカーの説明動画が間違ってるなんて、ほんとネット上に上げられてる情報って信用しちゃいけないってことなんだよね‥‥‥(ーー;)。
あ、ちなみに上の画像でアース線が2本になってるけど、1本はこのパーツ用です↓
空きスイッチホール用のUSB充電コンセントをついでに取り付けました(^^)v。
これだけ苦労して取り付けたワイヤレスサンキューハザードなんだけど、めったに使う機会ないんだよなぁ‥‥‥。
やっぱし「費用対効果」に問題ありの、今回のクルマいじりでありました―――(>_<)