この時期はもう何でも「平成最後の」という修飾語乱発な日本列島でありますが、私もそれに乗っかってこんなタイトルを付けてみました(笑)。
まぁ仕事の内容は、世界選手権トライアルのチーフオフィシャルミーティングが1日だけあったのですが、その前日に2月にやった関東選手権トライアルのコースのアフターケアと、来年に向けたコース開拓を自主的に行なうことにしたというワケであります。
まずはツインリンクもてぎに到着し、積んできたTLR200を降ろす↓
前日に
リアホイールのスポークをステンレス製の新品に交換したのでピカピカだ(フロントはまだサビサビだが)。
今回の作業の目的はいくつもあるが、まずは一つ目、新たに購入した新兵器・電動高枝切りチェーンソーを使った作業。
以前から、高い位置に根元がある垂れ下がった邪魔な枝を切るのに、なにかいい道具はないかと思案していたのだけど、これが良さそうだったのでポチッとしてしまったという次第であります。
で、2月の関東選手権の時に根元が高くて切ることができなかったこの枝(けっこう根元が太い)を切断↓
↑切断完了後の画像。赤丸が切断した根元だけど、4m以上の高さにあって、木の左の少し高い場所に立って思いっきり手を伸ばして、全長2.8mのこの高枝切りチェーンソーがギリギリ届く位置。
でも、さすがは一応チェーンソーだけのことはあって、あっという間に切り落とすことができました(^_-)-☆
これは使える!!‥‥‥ということで、組み立て式のロッドを分解してTLR200に積んで、山の奥の邪魔な枝を切りに行きました。
で、先ほど高い位置の枝を切り落とした後で「しまった!動画に撮っておけばよかった!!」と思ったので、細い枝だけど切断しているところを撮ってみました↓
とまあこんな感じで、枝落としの作業を終えて次の作業現場へ。
ここは
昨年の12月に一人で開拓し、その後2月の関東選手権前にツインリンクもてぎのモータースポーツ課の若い衆にスコップ等で道を広げてもらったコース。
関東選手権前日の夕方になって、この日走ったオフィシャルさんに路肩を崩された(笑)ことに気付き、慌てて谷側に丸太を入れて土を盛る作業を暗くなるまで行なったおかげで、大会当日に延べ200台以上のバイクが走ったにもかかわらず、このとおりちゃんと道としての形を残しておりました。
山を開拓したら必ずアフターケアが必要。放っておくと水の流れる道になって崩れてしまったりすることもあるからね。
なので、本当は大会が終わってすぐに確認し、必要があれば補修しておきたかったのだけど、ツインリンクもてぎの担当者になかなか私の気持ちを解ってもらうことができませんでした。
↑特にこの場所は、水が湧き出ているところを土で埋めて、そのままじゃグチャグチャになってしまうから後から排水用のパイプを埋めたりした問題のある場所だっただけに、崩れていないか気になっていたのですが、配水管がちゃんと機能してくれたようで崩れていませんでした。
で、今回はさらに大雨が降っても大丈夫なように、スコップで土手を盛っておきました↓
よし!これでこの道は大丈夫でしょう!!
そしてこの場所の少し下で、2月の関東選手権の時に失くしてしまった道具を発見することができました!!
↑太い木の幹の手前に、失くしてしまった私のハンマーが落ちていたのです!!
今回の目的の一つはこのハンマーを探すことだったので、とても嬉しい!!
↑このハンマー(HONDAのグリップラバー付)は、重さや形状、重心位置などがとても気に入っていて、失くしてしまった時はショックが大きかったので、こうしてまた手元に戻って来てくれて本当に良かった。
これで今回の目的はあと一つを残すだけ。
そう、来年の関東選手権に向けて、また新たなコースを開拓すること。
これはだいたい頭の中で構想はできていて、現場へ行って確かめてみると―――
なんとなく「けもの道」ができていたので、それを広げていくことにした。
こんな感じや‥‥‥
こんな感じで‥‥‥
↑新たなルートが一本開通しました(^_-)-☆
毎年大会を開催するとなると、コースもいろいろ増やしていかないと発展性がなくってマンネリ化してしまうので、こうして新たなルートを切り拓くことは絶対必要。
でも予算がない事はわかっているから、こうして自主的にタダ働きで開拓するしかないんだよね。
―――というわけで、今回の自主的作業は予定していた内容を全てこなすことができて無事終了。
そしてこの日の夜は‥‥‥やはり予算がないのはわかっているのでホテルも取ってもらえず、久し振りに車中泊なんですよね~(^^;。
(つづく)