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続・歴代トランスポーター【9代目/ヴェルファイアハイブリッド】

トライアルワークス小坂の歴代トランスポーター9代目/ヴェルファイアハイブリッド 【ヴェル様】 のブログ

JBLプレミアムサウンドシステムにデッドニング施工

この前の記事で書いたとおり、ホームオーディオのアンプ入れ替え騒動(?)でオーディオの世界の奥の深さをこの身(この耳?)を持って体験し、それを経験した後でヴェル様のJBLプレミアムサウンドシステムに耳を傾けると、改めてこのシステムの良さを再認識することができた。

それは何度も述べているが、極低域の空気を震わす重低音の柔らかさとホームオーディオをも凌駕するほどの見事な定位感を実現できている点だと思う。

だが、冷静になってクリティカル(批判的)な聴き方をすると、その低域の柔らかさは「ゆるい」という表現もでき、本当の音はもっと締まっている気もする。
それ以外にも、定位感は優れてはいるが、音の輪郭が少しぼやけているという気もしてくる。

そしてこれは中で聴いている限り気付かない問題なのだが、実はヴェル様のJBLプレミアムサウンドシステムは車外への「音漏れ」が酷いという事実。これはかなり残念な事実であった。



それは‥‥‥そうだなぁ、例えばアイドルの曲なんかを大音量で聴いて、車内でノリノリになっていたとしよう。それがだよ、何を聴いているか音がダダ漏れで外からバレバレだったら――― それって超ハズカシイじゃん!?!?

‥‥‥いや、だからあくまでもたとえ話であって、私はAKBだかKGBだか(?)の曲なんか絶対聴きませんよ。ただね、これは「音の良いCD」ということで、昔の松田聖子の曲を大音量で鳴らすことは――― 無いとは言いませんけどね(^^ゞ



そこで私はついに決断した。

「これはもうデッドニングするしかない!!」



デッドニングとは何か―――? ここでは説明は省くので、わからない方は自分でググってください。

今まで何度も書いているように、6代目ハイエースの時にカーオーディオに凝りまくった私、当然その中でデッドニングもやっている。
そしてその時に試行錯誤を繰り返し、デッドニング施工時の注意点などもわかっているつもりだ。

そうと決まったらまずはデッドニングに必要な材料を用意しなければならないが、6代目ハイエースの時代と違って、今ではネット上を探せば色々なデッドニング用キットが販売されていて、すぐに必要なものを入手することができた。

材料が揃えばいよいよデッドニング作業に取り掛かるわけだが、この作業はドアの内張りを外すことから始まり、かなり手間のかかる作業を一気に行なう必要があるので、仕事が少しヒマになった時を見計らって実行に移すこととなった。

まずはドアの内張り外し。初めはこのピラー部分のカバーをバリッと外す↓



今のクルマ、ネジで固定している箇所はホント少ないんだよね。
次にパワーウインドウスイッチのパネルを―――



これもバリッと取り外す。



アームレストも同様にバリッと外す↓



ここでようやく内張りを止めているネジ(その1)が見えるので、それを取り外す↓



そしてドアノブ内側のカバーを外すと、内張りを止めているネジ(その2)があるので、これも取り外す↓



よっしゃぁ!これでもうドアの内張りを止めているネジはないので、力ずくでバリッ!!


↑ほ~らね、内張り外れたよ(^_-)-☆

内張りの外れたドアはこんな感じ↓


‥‥‥しかし、ビニールカバーに謎の空気袋?が付いてたり、ラバー製のスポンジシート(黒い部分)が貼ってあったり―――スタンダード状態でもかなり音響特性に配慮していると思われる構造だ。

実はデッドニング施工にあたっては、スタンダード状態で再生周波数特性を調整済みのJBLプレミアムサウンドシステムの音響バランスをかえって崩してしまう恐れもあるので躊躇していた部分もあったのだけど、その不安が一層大きくなってくる私でもありました。

そして、ついに裸にされてその姿を現した、JBLプレミアムサウンドシステムのメインスピーカーとも言える「
7×10インチウーハー」↓



メイド・イン・メヒコかぁ‥‥‥さすがJBL!?!? 
オレンジ色のウレタンフォームは内張りのグリルとの隙間をなくすシール材。これはデッドニングでは必須とされるモノだが、さすがはJBLプレミアムサウンドシステム。最初から施工済みだったとは‥‥‥。

おっと、いちいち感心している場合じゃないぞ。さっそくデッドニング作業に取り掛からなければ。まずはビニールのカバーを取り外す。



接着剤として使われているブチルゴムがドア側に残ってしまうが、これはガムテープを貼って剥がして‥‥‥を繰り返せばきれいに取れる。
「残ったブチルはブレーキクリーナーで拭き取る」という説明もよく見かけるが、それをやるとブチルが溶けて広がってしまい、きれいに拭き取るのが大変になることは容易に想像できるので、「ガムテープ作戦」が正解だろう。

さあ、ここからはいよいよデッドニングの肝、制振材や吸音材の貼り付けに取り掛かるのだが、その作業には「経験」と「勘」が重要となってくる。
まずはスピーカー背面に吸音材を取り付ける作業から始めよう。



↑この吸音シートをスピーカーの裏側のドア外板に内側から貼り付ける。デッドニングでは定番の作業だが、これは車外への音漏れ抑制にも効果大だ。
この作業はスピーカーを取り外して行なう方がやりやすいのだが、ヴェル様の場合ビニールカバーを外したサービスホールからでもやりやすい感じだったので、わざわざリベットを削ってスピーカーを取り外す必要はなかった。

 

↑そのサービスホールからスピーカーの方向を覗くとこんな感じ。左上の方にスピーカーのマグネットが見えるが、ご覧のとおりドア外板のスピーカーのちょっと上側あたりをインパクトビームが通っている。



↑まずは吸音シートをここに貼って‥‥‥



↑上側はインパクトビームに被せる形で制振シートとエプトシーラー(防音制振材)を貼った。

そして次は、ドア外板内側に制振シート(ブチル+アルミ)を貼っていくのだが―――



これがまさに「経験と勘」がものをいう作業なわけです。
鉄板の形状や構造を見て、余計な振動が出そうな部分に制振シートを貼っていくのだが、やたら貼りまくれば良いという訳じゃぁないんだなぁ、これが‥‥‥。

6代目ハイエースで初めてデッドニングした時、それはもうブチルを貼りまくったのだけど、その結果出てきた音は、響きのない、何とも味気ない音になってしまったんですねぇ。
この状態を私は勝手に「ブチルの音がする」と名付けたのだが、ブチルの音が出てしまわないよう要所だけに貼ってやらなければいけない、まさにここがデッドニングの腕の見せ所、というわけである。

で、6代目ハイエースの時はどんどんブチルを剥がしていって、何度もの再調整の後ようやくお気に入りの音が出るようになったので、今回も一発でバッチリ決まるとは思っていない。初回作業が終わった後しばらく聴き込んで、また微調整は必要だろうと考えていた。



↑スピーカー取り付け部にも制振シートを貼って行く。
6代目ハイエースの時は「スピーカー取り付け部の振動をしっかり抑えた方が、振動板がきっちり仕事するはずだ」という考えでスピーカー取り付け部をブチルでガチガチに固めたのだが、結果的には「ブチルの音」が出てしまったので、やはりここも要所だけにブチルを貼ることにした。

そしていよいよデッドニング作業も大詰めへ。サービスホールを制振シートで塞ぐ作業に入る。



大判の制振シートをサービスホールの形(+のりしろ)に切ったものを貼って、サービスホールを塞ぐ(ドアオープナーのワイヤーはスリットを開けて通す)。
で、このままだと制振シートは薄くてベコベコしてしまうので―――



↑ヘラで凹凸を付けて剛性を持たせる。これがプロの技だ!?!?
最後にワイヤーを通したスリット穴をエプトシーラーで塞いでデッドニング作業は完了!!

あとは内張りを取り付ければ完成だが、その前に内張りの内側にある謎の?樹脂製箱状パーツは、サービスホールを塞いだ制振シートに当たってしまうので取ってしまった。



‥‥‥う~~~ん、このパーツも音響効果のために付いてる気がするなぁ。例えばドア内部の空間をスピーカーのエンクロージャーと考えた場合、その容量を調整するためのパーツとか―――!?!?

音をさらに良くするためのデッドニングだけど、JBLプレミアムサウンドシステムの場合、せっかくバランスが取れてた特性をぶち壊してしまっているような気もするなぁ‥‥‥。

いやいや、そんなこと考えたってしょうがない。もう実際にデッドニングやっちゃったんだから。



とまぁ、そんな不安な気持ちと、デッドニング後の音がさらに良くなることへの期待とがごちゃまぜになった複雑な心境で内張りの取り付けを完了した私は、さっそく生まれ変わったJBLプレミアムサウンドシステムのサウンドを聴いてみることにしたのだが―――




そのお話は次回のお楽しみ、っちゅーことで(^^;



今回私は、デッドニング用材料をいろんなところからこま切れに購入したのですが、エーモンさんで必要なものが全部揃ったキットを販売しているので、そちらがお奨めです。



‥‥‥しかし、自動車部品全般で有名なエーモンさんがこんなキットを製品化しているなんて――― 実は「デッドニング関連市場」は大いに賑わっているのかな???


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