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続・歴代トランスポーター【9代目/ヴェルファイアハイブリッド】

トライアルワークス小坂の歴代トランスポーター9代目/ヴェルファイアハイブリッド 【ヴェル様】 のブログ

12カ月点検と「ドアスタビライザー&ブレースセット」取り付け

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12カ月点検と「ドアスタビライザー&ブレースセット」取り付け

早いものでヴェル様もそろそろ買ってから1年―――ということでいつものディーラーに12カ月点検に出したついでに、以前から気になっていたこのパーツを取り付けてもらった↓


TRDから発売されている30系アル/ヴェル専用のドアスタビライザー&ブレースセットだ。

http://www.trdparts.jp/vellfire/special.html


以前から何度も書いているように、ヴェル様はその重さゆえにコーナリングはあまり得意とは言えない。特に下りのコーナーではアウト側前輪に荷重が集中し、ステアリングをさらに切り足してやらないと狙ったラインに入って行かない感覚があるので、この「ドアスタビライザー&ブレースセット」を装着することで少しでもその弱点が改善されることを期待し、今回思い切って取り付けに踏み切ったという次第である。

まずは装着済みのドアスタビライザーがどんなものか見てみよう。



↑ボディー側のストライカー。「装飾パーツ」としても充分と思えるほど、見た目もGOODだ。



↑これがドア側のプレート。これとボディー側のストライカーに取り付けられているスライドプレートが密着し、剛性アップにつながるというのだが‥‥‥



どちらのプレートもくさび型になっていて、これが密着してドアの隙間をなくし、剛性アップにつながるというのだが、スプリング内蔵のスライドプレートはこのとおり指先で簡単にスライドできてしまう。

うーむ、この程度のスプリングの力では、プレートが密着して剛性アップにつながるとはとても思えないのだが‥‥‥。
しかし、この構造をよ~く見ているうちに、ハチロクに装着し効果満点との評価が得られたというこのパーツの作動原理がようやくハッキリと見えてきた。

つまり、最初は軽く接触しているだけの両プレートだが、ボディが変形しドアの隙間が大きくなった時にこのスプリングの力でスライドプレートが移動し、まさに「くさびを打ち込む」ような状態になり、ボディの変形が戻った時に強力な力で密着するという仕組みなのだ。

それならばボディーが大きく変形するような状況になればなるほどくさびの打ち込み量も大きくなり、より強固に密着するというわけだ。なるほど、これなら剛性アップに効果がありそうだ。

だが、それでは大きな力が加わった時にくさびが食い込み過ぎて、ドアが開けにくくなってしまうことが心配されるが、うまい具合にドアの動きが円弧を描くし、取り付け面もプレス型の抜き勾配が僅かについているので、ドアを開ける際は力のベクトルがプレートを引き離す方向に働き、すんなりと開けることができるというわけだ。

う~む、単なる「装飾パーツ」のように見えなくもないこのドアスタビライザーだが、実はとてもに理にかなった「神パーツ」とも言える優れモノだったようだ。


次に、ヴェル様にはこのドアスタビライザーとセットで装着することが必須とされている「ブレースセット」のほうも見てみよう。



スライドドア部分のフロア下、上の赤い部分がそのブレース装着位置だが、実はヴェル様には初めっからこの位置にブレースが装着されている。



↑これが標準装着のブレース(2本のボルトで固定されているパイプ)。TRDのスペシャルサイトによると、ドアスタビライザーのみの装着ではステアリング特性が悪化したようなことが書かれていたが、ドアスタビライザーのくさび効果により全体の剛性バランスが大きく変化することは容易に想像できる。
恐らくフロントドア部の剛性がアップすると、ミニバンの車体で最も開口部の大きいスライドドア部分に歪みが集中してしまうのだろう。
その対策として、標準装着のこのブレースをさらに剛性アップしたものに交換し、全体の剛性バランスを最適化することで「リニアなハンドリング」を実現できたのであろう。



↑これが交換後のブレース。標準装着の物に比べパイプ外径が19mm→22mmにアップされ、標準ブレースではパイプを潰して板状にしただけだった取り付け部が、5mm厚のぶ厚いプレートにパイプを溶接した構造に変更されている。見るからに剛性がアップしているという印象だ。


さぁ、能書きはこれくらいにして、いよいよこの「ドアスタビライザー&ブレースセット」の使用インプレッションに入らせていただくとしよう。

まず、7軒隣りのディーラーにヴェル様を受け取りに行き、運転席のドアを開け閉めしてみての印象は、正直言って何も変わらなかった。
実はこの時私はまだドアスタビライザーの作動原理を充分に理解できていなかったのだが、実際にドアを閉めただけではプレート同士が弱いスプリングの力で接触するだけなので、ただドアを開け閉めしても装着前と何も変わらない、というのは正解である。

ネット上ではこのドアスタビライザーを装着した方のレビューがたくさんアップされていて、その中で「ドアを閉める時の音が変わった」とか書いている人がとても多かったのだが、残念ながらそれは「思い込み」からくる「カン違い」にほかならない。この構造ではドアを閉める時の音は変わらないはずなのだから。

この例のように何かパーツを交換した後のインプレッションというものは、こうなるはずだ、という「思い込み」で間違ったことを書いてしまいがちだが、先入観を排除して冷静に判断することが重要だ。

というわけで「ドアスタビライザー&ブレースセット」を装着してもらったヴェル様を自宅まで走らせたものの、わずか150mの走行距離ではその違いは何も分からなかった‥‥‥のだが、いつもの駐車スペースに入れる際、早くもその違いを体感することとなった。

ヴェル様の駐車スペースは道路から十数cm高くなっていて、そこへバックで斜めに侵入しながらハンドルを切って行ってピタッと定位置に停めるのだが、この時斜めに段差に乗り上げた際、明らかにボディーの捻れが少なくなったと感じられたのだ!!
これは「思い込み」でも「カン違い」でも何でもない。恐るべし、ドアスタビライザー&ブレースセット!!


そしてその翌日、またまたツインリンクもてぎへ2泊3日の土方旅。片道百数十kmの長距離ドライブでドアスタビライザー&ブレースセットの効果を確認することができた。

まず、自宅を出てすぐに感じたのは、ボディーの捻れが少なくなったこと。
今までのイメージは、四角い箱の四隅にタイヤが付いていて、その四角い箱(ボディー)の前後が常に左右に捻られている感じだったのが、四角い箱はカチッと捻れないで、四隅のタイヤそれぞれが動いているという印象に変わったのだ。

だが、デメリットと言ってもいい変化も感じられた。
路面の継ぎ目やちょっとした段差等での「ゴツゴツ感」が以前より大きくなってしまったのだ。
これはボディー全体のしなりが少なくなった結果だと思われるが、なにか改造を加えた場合、良い面もあれば悪い面も出てしまうという典型的な例だろう。

次は高速道路でのインプレッションだが、三郷スマートIC入り口から谷和原IC出口までの短い区間で、交通量が多く自分のペースで走れない状況だったので違いが分かる状況ではなかった。
その後の一般道でも交通量が多く、ハンドリングの変化等は感じられなかったが、斜めの起伏を通過する場合などでやはりボディーの捻れの少なさを体感できたが、場合によってはボディーが撓まないことで、以前より揺すられる感じが強くなることもあるように思えた。

そしていよいよコーナーの連続する山道に入る。
装着前のヴェル様はある程度のスピードでハンドルを切ると、「肩が入る」という表現をするのだがフロントのアウト側が深く沈み、アンダーステアが強く出る感じでさらにハンドルを切ってやらないと曲がって行かないというイメージがあったのだが、ドアスタビライザー&ブレースセット装着後はボディーがカチッとしていて、全てのタイヤに荷重が分散している感じでピタッと安定して曲がって行くようになった。これはまさに私が望んでいた変化で、今までのヴェル様はどちらかというと苦手だったコーナリングが、とても気持ち良く曲がって行けるようになってくれたのだ。

そして3日間の仕事を終えたツインリンクもてぎからの帰り道、夜間ということでライトで対向車の有無が分かり、さらに歩行者もまずいない場所ということで、いつもの峠道をちょっと本気で攻めてみた。
それは今までとはまるで異なる安定したコーナリングで、また6速シーケンシャルシフトマチックにするとフルパワー状態に切り替わることもあり、まるでスポーツカーに乗っているかのような感覚を味わうことができたのだが‥‥‥ あまりにもスピードが速く、これは事故ったら大変なことになると感じ、すぐに攻めるのをやめることにした。
こんなブログやってて事故っちゃったりしたら、それこそ笑いものだからね。

この時のドライブレコーダーの映像をアップしようかとも思ったけど、検挙される可能性があるのでやめときます(笑)。



見た目では分からないけど、別次元の走りが可能な「ドアスタビライザー&ブレースセット」が付いてるんだなぁ、実は――― って、こういうカスタマイズも悪くないねぇ。


今度、ツインリンクもてぎのレーシングコースを走ってみたいなぁ!?!?



今回私はディーラーに取り付けを依頼した(工賃は8,640円)けど、取付説明書が付属しているので自分で取り付けることも可能です。


ドアスタビライザーの取り付けは簡単そう。


ブレースセットの方もそれほど難しい作業じゃなさそうだけど、本締めはタイヤが接地して1G状態で締め付けることが重要なようです。



このパーツの価格が安いと感じるか高いと感じるかは人によってさまざまだろうけど、私としてはこれだけの効果があるパーツ、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。


TRDさん、今後は「人気ナンバーワン1BOX」ハイエース用のドアスタビライザー&ブレースセットを開発すれば、絶対売れると思いますよ!?!?



ドアスタビライザー&ブレースセットを装着し、しばらく経ってからのインプレッション記事はこちら↓

https://vellfiretranpo.blog.shinobi.jp/Entry/60/

関連記事↓

https://vellfiretranpo.blog.shinobi.jp/Entry/70/



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